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薬は人や動物の病気の予防、診断、治療に使われます。 病気に応じて、
体内の目的の場所で最も効果が発揮出来るように飲む時間や間隔、剤型、
量などを考慮し服薬中の薬剤の血中濃度を出来るだけ平均化し効き方を高め、
できるだけ副作用の発生を減らすように考えられています。そのためにも、
薬の用法や用量を正しく守り飲むことが大切です。 
      
● お薬を飲む時間帯 
 
ほとんどのお薬は、飲み忘れを防ぐためにも、食事と密接に関係しています。
服用時間帯も、薬の成分や目的によって食前とか食後、食間に服用するなど
時間が決められています。しかし、鎮痛剤や睡眠剤など一時的に症状を軽く
する薬は食事とは無関係に飲むお薬です。
 
@ 朝食前30分より前に服用のお薬 
飲食物の影響を受けやすいお薬で、空腹時に服用することで速やかに
吸収させて効果を高めるお薬です
・骨粗しょう症薬  ・抗結核薬 ・食後過血糖改善剤
・速攻型、短時間型インスリン分泌促進剤など 
 

A 食前に服用のお薬
食後は胃酸の分泌が活発になるので、飲食物と一緒になると薬の吸収が
悪くなり効果が低下するため食前の服用となります
・食欲増進剤 ・整腸剤 ・胃粘膜保護薬 ・鎮吐剤
・狭心症治療剤 ・抗結核剤 ・血糖降下剤 ・漢方薬

B 食直前に服用のお薬 
空腹時に服用することで効果を得るお薬で、食直前に服用しなければ
効果がなく、作用持続時間が2〜3時間と短いお薬です。 
・食後過血糖改善剤(食事の中の糖質の吸収を遅らせる薬)
・速攻型、短時間型インスリン分泌促進剤 

C 食後に服用のお薬 
胃腸障害が起こりやすいお薬や、消化を高める薬です。また、飲み忘れては
困る薬です。食後は胃の中に食物が残っているので、消化管への刺激が
軽減されます (食後でも時間を置きすぎると胃の内容物が十二指腸に移動してしまうのであくまで30分以内を目安に服用することです)
・消炎鎮痛薬 ・消化酵素剤 ・抗炎症薬 ・解熱鎮痛薬 

D 食間に服用のお薬 
食事によって薬の作用に影響を受けやすいお薬や、異なった作用を持つ2種類
以上のお薬を飲んでいる場合、両方のお薬が吸収されるように食間の服用を
指示されます。また、漢方薬などはほとんど食間に服用します。 
 ・胃粘膜保護薬 ・鎮咳薬 ・利尿薬 ・制酸剤 ・漢方薬

E 就寝前のお薬 
催眠目的のお薬や精神安定剤、就寝中に胃酸の分泌を抑える薬、喘息の薬
また、朝の排便の調節に効果が表れる下剤などのお薬です。 
・睡眠薬 ・抗不安薬(不眠に対して服用する薬)
・夜尿症治療薬 ・下剤 ・喘息薬(発作の予防)

F 一定の時間ごとに服用のお薬 (飲食物とは無関係) 
体内の細菌を殺す目的のお薬で、一定の作用濃度を保つために時間間隔に
指定されるお薬です。 
・抗生物質 ・抗ウイルス薬

G 不定時間に服用のお薬(飲食物とは無関係) 
頭痛や歯痛など一定的に改善するための鎮痛薬や発熱時の解熱剤などの
頓服薬などのお薬です。また、便秘の改善をするお薬などがあります。
症状が改善されれば、服用する必要のないお薬です。 
・鎮痛剤 ・解熱剤 ・咳止め ・下剤 ・睡眠薬 
・抗不安薬・狭心症発作止め薬
 
● お薬の血中濃度と効果について
お薬は、体内に吸収されて血液に入り全身へと運ばれて行きます。そのときの血液の中のお薬の量を血中濃度といっています。処方された通りに服用すれば薬の血中濃度は有効域内に保たれ安全に治療効果が得られます。しかし、誤った使い方をすると、薬の濃度が高くなり副作用が起きたりします。お薬は、決められた用量・服用回数を守ることが重篤な副作用を回避するためにも重要です。  
 
 お薬を飲む回数 
 1日1回 服用のお薬
@ 1回の服用で効果があるお薬です 
徐放剤といって効果が24時間持続するタイプです。慢性の心臓疾患やアレルギー性の持続療法や長期化した症状を軽くする目的でよく使われます。
(おもに、高血圧症、高脂血症、骨粗しょう症、抗アレルギー剤、ホルモン剤など )
A 一時的に集中して効果があればよいお薬 
痛み、嘔吐、下痢、便秘、不眠など一時的に症状を改善するために使用されます。(睡眠薬、利尿薬、下痢など)
B 疾患と体内リズムが関与しその時間帯に服用すると効果的な薬 
(喘息治療薬、副腎皮質ホルモン剤、潰瘍治療薬など) 

 1日2回 服用のお薬
@ 12時間持続するお薬 
(抗生物質や抗ウイルス薬、合成抗菌剤、降圧薬、潰瘍治療薬、喘息治療薬
抗アレルギー薬など) 
A 一時的に集中して効果があればよい薬
 (利尿剤など)
B 朝・夜に服用のお薬 
(なんらかの理由により昼の服用が困難な人など) 

1日3回 服用のお薬 
@ 処方されるお薬のほとんどが1日3回の服用 
A 8時間ごとに有効血中濃度を維持するお薬
(ペニシリン系の抗生物質など)

1日4回 服用のお薬
@効果が6時間持続するお薬 
(抗生物質、抗ウイルス薬、消化性潰瘍治療剤など) 
A1日分のお薬を4回に分けて処方される場合 

1日5回 服用のお薬
@毎食後と午後3時と寝る前の5回服用するお薬 
(単純ヘルペスや帯状疱疹に対する抗ウイルス薬など) 

 1日6回 服用のお薬
@ 毎食前と毎食後、または4時間ごとに服用するお薬 
(重篤な感染症の治療薬・持続時間の短い薬など) 

隔日に服用のお薬 
@ 徐々に服用量と回数を減らしていくお薬 
(副腎皮質ホルモン剤など) 
A 現在服用中の薬を他の薬に切り替える場合 
 
● お薬を飲み忘れた時は 
お薬の飲み忘れに気づいたら出来るだけ早く飲むようにしてください。次の薬を飲む時間が近い時、1回飲むのを止めるか、お薬を飲んで次に飲む薬の時間を遅らせるようにします。
 時間を遅らせる目安
 1日3回 服用の時 次にお薬を飲むまで4時間以上あける 
   
 1日2回 服用の時 次にお薬を飲むまで5時間以上あける
   
 1日1回 服用の時  次にお薬を飲むまで6時間以上あける 
 
 
● お薬ノートの活用をしましょう 
 「お薬ノート」は自分に処方された薬の名前や飲む量、回数などの記録(薬歴と言います)を残すための大事な手帳です。お薬ノートは必ずひとり一冊にまとめます。
市販の薬、健康食品についても記録があればその情報をもとに薬の飲み合わせや薬の重複、副作用をいち早く防止することが出来、より薬を安全に使うとこが出来ます。また、医師・歯科医師・薬剤師の適切な治療に役立ちます。病院や薬局に行くときは、必ず「お薬ノート」を持参して処方してもらった薬の情報を記載してもらって下さい。
 
 
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